としおの釣れない記

紀の川をメインに、琵琶湖やリザーバーでもバス釣りを楽しむ人のブログ。中々釣れないため、ブログにすることで今後の糧にしようというものです。

護岸際で釣りたい。

こんにちは。としおです。

いきなりですが僕、ワールドトリガーという漫画が大好きなんです。

既刊22巻で、ジャンプSQで連載中の漫画で、

基本的には、異世界から来る敵と戦う組織に所属する主人公達が成長していく物語。

 

成長過程は、組織内の訓練(個人・チーム戦)を経て描かれています。

異世界の敵との戦闘も面白いのですが、この組織ないの訓練のお話も面白いのです。

 

主だった訓練が、チームでの模擬戦闘

3~4チームが、敵を倒す、生き残るなどでポイントが獲得し、

一定期間での累計獲得ポイントで順位を決めるというものです。

 

模擬戦を行う対戦チームやMAPが毎回変わるため、

それに応じた作戦を立て、戦闘中も微調整することが求められる。

そういう接写が非常に面白い漫画です。

 

で、なんでこいついきなりワールドトリガーの話してんの?って感じなんですけど

非常にバス釣りに似ているなーと、思うわけですよ。

 

『戦闘で勝つこと=バスを釣ること。』

『想定される状況に対応する策を用意すること。』

『状況変化に対応しつつ戦うこと。』

等々ですね。

 

こじつけっちゃ、こじつけなんですが、もし興味があれば読んでみてください。

※1巻だけ読むのは面白さが伝わらないので、是非9巻まで読んでください。

 なおチーム戦は10巻から始まります。9巻までは異世界の敵と戦ってます。

 

本題【護岸際で釣りたい】


さて、本題ですけども。

大江川って、ほぼ全域が護岸されている河川です。

そのためプレッシャーはあると思いますが、護岸際に魚ついているのも事実です。

これまで、その護岸際を軽視してきた節が、自分に合ったため、

今回は護岸際で釣りたいなーと考えました。

 

そして、アフターの魚が多い時期ということを考慮し、

『護岸際=縦ストに着く魚を釣りたい』と考えました。

先述の『想定される状況に対応する策を用意すること。』これですね。

 

そのためスポーニングエリア近くの縦スト=護岸際で、

かつトップウォーター系、水面直下系から初めて、

反応がなければ、護岸際ではそのままにレンジを下げる。

という作戦で大江川に向かいました。

 

下流域から始める。


時間帯は9時ごろかな。水温は変わらず24度くらいでした。

 

前回も護岸際をトップで流す。ということをしたですが、

川のアウトサイド側=水深がある側でやっていたんです。

それって、矛盾しているな。と思い、今回はインサイド=水深が浅い側に入りました。

 

スポーニングが終わって疲れているのに深場や流れがある側に着くのはしんどいし、

水深があっては、トップにも出辛いだろう。という判断ですね。

 

30分ほどやりましたが、無でした。

ギルは浮いてるし、以前同様イナッコ?はうようよいましたが、

バスの反応はなかったです。なんでなん。

 

少し上がってカバーがあるところへ。


日が登ってきたのもあり、少しだけ移動して、カバーがある場所へ。

ベイトフィネスを持ってきてたんですが、ゴリゴリカバーに突っ込んでやる!

って訳ではなく、レンジを下げる場合、ネコリグやるのに持ってきていました。

 

なのでベローズスティック3.8の1.3gネコリグで、斜め護岸のカバーのチョイ外へ。

 

護岸の上、少し離れた位置から投げたら、

フラーっと護岸際にいるバスの尾が見えた!!その直後・・・

 

コンッ!ゴンッ!!!

 

さっきのやつやんけーーーー!!!!と思って、思いっきりフッキング!!

護岸急いでかけ下がると、木でした。

 

木でしたッ!!!

 

焦り過ぎたんですね、まだ完全にお口に入ってなかったんだと思います。

 

あと何より、カバーの外側とはいえ、そんな場所に

フック丸出しのネコリグは失敗だったなと思います。

時間を空けて入りなおしたりもしましたが、尾びれの持ち主は現れませんでした。

居たとしてもカバー奥に引っ込んでいるでしょう。

次はカバー用のスモラバとかにしよ…。

 

釣りあがっていく。


後ろ髪を引かれつつ、本筋である護岸際のトップに戻り

護岸際を攻めれる上流に向けて、移動していきます。

 

石亀あたりに来た時に、明らかにクリアアップしていることに気が付きました。

石亀橋上流のインサイドは、結構浅いため、クリアアップすると底が良く見えます。

この時期底質が見えるほど、クリアアップすることってほぼないと思うんですが…。

 

僕の本筋の策である護岸際のトップからのレンジ下げ作戦は、

この時点で終わってたんですね。

 

クリアアップしているってことは、バスにとって隠れる場所がないので、

必然的に深場か、シャローでも濃いカバーに移動しないといけなくなる。

石亀なんかは特にカバーがないので、レンジを下げるしかない。

そのため護岸際のトップで釣りたい僕には悪条件でしかない。

 

状況的に、杭やブレイクに対してネコリグ等で対応することもできたと思いますが、

タイムアップも近づき、納竿となりました。

 

ちなみに帰り際に東大江を見に行きましたが、相変わらずのカフェオレでした。

あそこの年中あんな色してない?気のせい?

 

まとめ


策を練って、挑んだのはよかったんです。今までそこまで考えてこなかったので。

ただ別案も、『レンジを下げて』だけではなく、

もう少し具体的に考えておけばよかったと思います。

 

・途中道を反れて、そこで反応が得られてしまったが故に時間をロスしたこと。

これは反省でもあり、良かった点でもあったかなと思います。

日も登ってるし、カバーもチェックする。という発想自体はよかったんですが、

そちらに振り切るための手段を持ち合わせていなかったのは反省ですね。

また固執して、そのポイントに結構な時間留まったのも反省でした。

 

・状況変化に対応するか、策に合ったポイントに移動するかを即決できなかったこと。

こちらは完全に反省点です。

状況変化を感じつつも、それに合わせてポイントを移動することをせず

単純に上流に向かって少しずつ上がっていくことしかしませんでした。

また状況変化に対応するための策を練ってなかったし、

そのための手段を、ほとんど持ってなかったのも反省ですね。

 

『狙いを絞った方が釣れる。』

これは事実だと思うんです。

実際多種多様なルアーをあれこれ付け替えるよりも、

基本路線を決めて、微調整する方が、よかったことが多いです。

けれども、狙いを絞り過ぎないことと、別案は確実に必要だな。と感じました。

 

あと全然話は変わりますが、今回釣っている方を見かけました。

詳細は避けますが、その時の状況を鑑みると、アフター時期を抜けて、

夏に向かっている個体が存在することが明らかだったので、

今後の参考にしたいなーと思います。

 

次回は策に溺れないよう、柔軟な発想で挑みたいと思います。

あと、1ポイント30分とか時間を決めてやろうと思います。

反応がないのに粘り続けるのは無意味でしょうし。

 

それではまた。