としおの釣れない記

紀の川をメインに、琵琶湖やリザーバーでもバス釣りを楽しむ人のブログ。中々釣れないため、ブログにすることで今後の糧にしようというものです。

ゴミとライフジャケットのこと。

先日釣り納めに行った際に気になったゴミの事と、

年中大事なんだけど、寒い時期より重要度の増すライフジャケットについて書きたい

そう思ったので、思うがままに書こうかなと。

途中偉そうだったり、稚拙な文章になってしまうかとは思いますが、

ご容赦頂ければ幸いです。

 

そしてブログを見た人の2021年の新しい気づきに、繋がればいいなと思って、

2020年、最後のこの事をブログにしたいな。と思います。

 

ちょっと長くなるとは思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

気になるゴミたち。

先日釣り納めだけではなく、1年間遊ばせてもらった大江川に、

感謝を込めて拾い納めもやってきました。

というのは、1つ前のブログでも書きました。

 

そこで気づいたことは、冬になると、大江川の護岸沿いの草木も枯れたり、

刈られたりして、かなり素に近い状態になっていることで、

結果、「他の季節以上にゴミが目立つ。」ということ。

 

これまでは草の下に隠れていたため、

護岸のコンクリート沿いしか見えていなかったものが

露わになるわけですから、当然の結果です。

 

そんな中ライン、タバコの吸い殻、空き箱、その辺りのゴミが非常に目立ちます。

ラインなんかは、朝は朝露のせいか光輝いてますしね。

頻度は低いですが、ルアーやワーム、それらのパッケージも落ちてます。

どれも不自然ですからね。自然の中ではまず目にしないレベルの目立ち方してます。

 

 目立つことで、より印象が強くなる。

大江川のような道と河川が近いフィールドの場合でも、

土手を降り、水際に立つのは、ほとんどの確率で釣り人です。

 

そのため、水際にそのような目立つゴミがあると、

普通の人が見た場合、

「あのゴミは釣り人が捨てたゴミだ。」

となるのは必然です。仕方のないことです。

 

「いやいやwそうはなんないでしょ?w」って思う人は、

人の立場に立って物事を考えられない可能性が非常に高いので、

その力を身に付けたほうが、今後の人生のためにもよろしいかと思います。

 

話を戻しまして、結果、釣り人=害悪であったり、問題として取り上げられ

釣り禁止などの規制に向いてしまうのも、また仕方ないことだと思います。

 

でも、そうなってほしくない。

遊漁券を購入すれば、釣りをしていい。楽しませてもらえる。

そういう理解ある場が、ゴミなどの問題で釣り禁になるのはあまりにも勿体ない。

もちろん遊漁券を支払わなくても、釣りが許されているところも同様です。

 

ゴミ箱が近くに近くに常にあるわけではないので、処理に困るというのはわかります。

しかし、110円で携帯灰皿が買えます。400円あれば糸くずワインダーが買えます。

ルアー1個より安い。シンカー1パックくらいです。安いもんですよ。

それらを、カラビナでカバンやズボンに着けるだけです。

ラインカッターやトゥルーチューナーと同じです。

 

ルアーパッケージは家で開封してきてください。

ワームパッケージを開封した切れ端やタバコの空き箱は、

カバンに入れて、車のゴミ箱か家に持ち帰ってください。


子供のころ、遠足に行った先で

お菓子のゴミをその辺に捨ててきましたか?

ちゃんとカバンに行って持ち帰りましたよね?

それと一緒ですよ。

小学生でもできる事が、出来ていたことが、大人になってできない、

できてない人が多すぎる。そう思うわけです。 

 

外だろうと、家の中や家の前、庭だと思うようにすると、良いかもしれません。

家の中でゴミを放置したりしないですよね?

庭でタバコ吸っても、吸い殻は吸い殻入れにいれますよね?

玄関先にゴミが散らばってたら嫌じゃないですか?

ね?それと一緒ですよ。

 

 

100円、400円の物を買って身に着けられないほど、お金に余裕がないんでしょうか?

でしたら、釣りをおやめになるべきかと思います。

喫煙も同様にやめられた方が、節約になりますし、無駄にお金も使いません。

 

買うのはいい。でも身に着けるのはちょっと。ってなるんでしょうか?

某炭〇朗みたいに、身の丈半分ほどあるものを背負えという話ではありませんし、

車のキーをベルトに下げるのと何ら変わりません。

重さも皆さんの好きなルアー数個分、もしかしたら1個分にも満たないかも。

小さめのカラビナで身に着けるorカバンに着けておけばいいのです。超簡単。

 

 

ゴミを捨てる人は、自然環境への配慮が足りてない!!

というつもりは毛頭ありません。

むしろ人間生きていく上で、自然環境への影響避けて通れないですから。

自然環境に100%配慮してたら、人間生きていけません。死にますよ。

 

ただ、自分の家、自分の住む町だと思って、釣り場にも目を向ければ、

捨てられるゴミが、どう映るのか、少しは分かっていただけるかと思います。

良い気持ちではないですよね。

 

なので、そこに住まう人、関わる人がそういう気持ちにならないよう

ゴミを捨てない配慮をしていただければと思います。

そうする事でゴミ問題への解決の一歩になるかと思います。

 

またそこから更に進んでゴミが気になってきたら、

今度は捨てない努力だけではなく、拾う努力にも力を向けていただけると、

ゴミ問題の解決に大きな一歩になると思います。

そしてあなたが踏み出したその1歩によって、

別の誰かが1歩踏み出す気づきや力になると思います。

 

拾うのは正直しんどいです。

釣りを止めなきゃいけないし、手は汚れるし、屈むから腰も痛くなる。

ゴミはくせぇし。いいことなんて1つもないです。

短期的にいいことがあるとすれば、綺麗になった時の満足感かな。

長期的にみると、その場で釣りを続けられるという良いことに繋がると思うので、

もし余裕がある人は、拾っていただければ、とても嬉しく思います。

 

 

釣りができることに感謝しつつ、その場がこの先もある事を願って、

ゴミ減らしていきましょ。

 

ライフジャケットの話

さて、ここまで長々とゴミの話をしましたけれども、

もう1つ、大事なライフジャケットの話をできればと思います。

ゴミの話めっちゃ長くしたんで、こっちはできるだけ少なく…。

 

「ライフジャケット?いらんいらん。泳げるし。」

と、僕も正直思っていました。

でも、海水と淡水では浮力に差があることや、

普段泳ぐシチュエーションと違い、釣り中は服を着込んでいることを考えると。

そうも言ってられないな…。と思い、オカッパリでも船でも着用しています。

 

では、何故ライフジャケットを着けないといけないのか。

理由は以下にあると思います。

 

・落水しても助かる確率を上げるため。

・最悪死んでも、体を家族の元へ届けるため。

 

こんな感じかなと。

 

淡水だと、海水に比べて浮かない。

着衣による重量の増加で、満足に泳ぐことができない。

浮くことで、水面から出ている体の面積を増やして、体温低下を防ぐ。

この辺りが、ライフジャケットを着用することで、

落水しても助かる確率を上げることに繋がってくるかと思います。

 

そしてもう1つ大事なのが、

「最悪死んでも、体を家族の元へ届けるため。」

こちらかな。と思っています。

 

 

淡水の場合、最悪死んでしまった場合、

体は湖底、川底から上がってくることがないそうです。

 

そのため体は戻らず、いつまでたっても行方不明のまま。

お葬式もできないので、お別れをいうこともできない。

 

さらに死亡が確認できずに、死亡届が出せないため、

保険の解約や保険金の受取、銀行預金の引き出しなどもできず、

残された家族は途方に暮れてしまいます。

 

 

これが最悪のケースになるかと思います。

 

大江川は、ほぼ全域が護岸整備されていて、足元も安定しているので、

落水の確率は非常に低い場所だとは思います。

しかし釣りに集中していると、足元は疎かになりがちです。

その結果いつ何時、落水するかわかりません。

さらに岸際でもかなり深い場所もあり、危険な場合もあります。

梯子が遠い場合、上がるのも大変だと思いまs。

 

また琵琶湖などでも、ウェーディングの場合は特に危険です。

 

増水などによって、流入河川の勢いなどが増すことで

普段安全な場所でも流されてしまうことがあります。

また荒れた湖面は、足元の確認も難しいため、踏み外して転倒。

そこから波に煽られ。ということもあるかと思います。

 

 

ameblo.jp

 

京都山科にある釣具店、バスフィールドさんの過去のブログ記事で、

実際雨後の増水による行方不明事件のことを書かれているので是非お読みください。

 

僕はこの記事を読んだあと、ライフジャケットの重要性を再認識し、

常にライフジャケットを着用するようにしています。

 

ライフジャケット高いですよね。安くても1万ちょっと。

メーカー品になると2万近くしますよね。

中々手がでないかと思いますが、そのお金で命が助かる確率があがる

最悪の場合でも家族の元に帰れると考えれば、安い買い物かと思います。

 

車の保険、どうせ事故らないから大丈夫。

って入らない人あまりおられないかと思います。

それと同じでライフジャケットにも投資していただければと思います。

 

tlpc.co.jp

↑のブルーストームのライフジャケットであれば、

年末年始セール等で、1万円出せば購入できるところもあるので、ご検討ください。

 

桜マーク(国土交通省型式承認品)が付いていない商品の場合

浮力は保証されないなど、折角身に着けていても意味がない場合もあるので、

少し高いですが、桜マーク付きを購入されるほうがよいかと思います。

 

オカッパリしかしない。という人にとって、

ライフジャケットって縁遠いものだとは思いますが、

今一度、この機会にライフジャケットの必要性、考えていただければと思います。

 

 

短くするわ。って言った割に長くなってしまいましたが、

2021年が皆様にとって、いい釣り年になるよう

安全面や、環境面に対して、再度お考えいただければと思います。

 

では。また。