としおの釣れない記

紀の川をメインに、琵琶湖やリザーバーでもバス釣りを楽しむ人のブログ。中々釣れないため、ブログにすることで今後の糧にしようというものです。

夜釣りの副産物

先日、Twitterで知り合った方と初めて釣りにいってきました。

いやーもう女の子とデートするみたいなドキドキでしたよ。

としおです。

 

さて、今回はその時の釣行についてなんですが、

結論から言うと、お魚は釣れてません。

 

ただ、その時、人生2~3回目くらい琵琶湖での夜釣りだったんですが、

そこで感じた、日中の釣りとは違う感覚を、書き記せればいいかな。と思います。

 

夜釣り

夜釣りされたことありますか?僕は、2~3回程度の経験しかありません。

それも、夜釣りにいこう!と思って行ったのではなく、

日中から釣り続けていて、夜になっても諦めきれずに続けた。とか、

夕マヅメから初めて、日没後も続けた。とかそういうレベル。

 

なので、ほどんど夜釣り童貞といっても過言ではないわけです。

そんな中で、今回は初めて夜釣りにいこう!と思っていった貴重な回になりました。

 

元々夜釣りには苦手意識がありました。

ルアーの着水が見えないとか、糸の放出具合が見えないとか、

ラインがどこまで来てるのか見えないとか。

とにかく視覚情報が、ほとんどシャットアウトされるので、

いつもやってる日中の釣りとの差が大きいのが原因です。

 

そのため気付いたらルアーが近くに来てて、体に飛んできた。とか

バックラッシュ多発とか、問題も多かったわけです。

 

 

夜釣りの功績

苦手意識が強かった夜釣りなんですが、

今回の夜釣りで、それまでのトラブルは全て、

『視覚情報に頼り過ぎていたこと』

が原因であるとハッキリと認識しました。

 

そのため、夜釣りの早い段階でそれに気が付き、

ゲームのパラメータ再配分的な感じで、触覚や聴覚に感覚値を振りなおすことで、

そのトラブルは軽減できたのではないかな。と思います。

 

感覚的なパラメータ配分でいうと

日中の釣り:視覚6 触覚3 聴覚1

ルアーの軌道や、糸の放出具合を目で確認しながら

サミングやロッドワークを行うイメージ。

 

夜釣り:視覚1 触覚6 聴覚3

スプールのラインの浮き具合、スプールの回転音などを触覚と聴覚で感じながら

適度にサミングしたり、ロッドワークを行う感じ。

 

これを意識することで、後半トラブルは激減しました。

 

感度の上昇

感覚値のパラメータを振りなおすことで、更にできたことがあります。

それがルアーの操作感、ボトム感知感が上がったと思えることです。

 

特に顕著に感じたのがルアーの操作感です。

その時クランクを引いていたんですが、これまで目に頼っていたため

クランクが着水地点からどのあたりにあるか、どこまで潜っているか、

などがわからないことが多かったです。

 

しかし触覚に感覚を大きく振ることで

今この辺りに居る。とか、近づいてきて上昇姿勢になっている。とかを

感じれていることが、はっきりと認知できました。

 

なので、

「うわ、もう手元まで来てる!!」なんてこともなく

「あ、もう上がってくるわ。」という感覚がわかったように思えます。

 

またボトム感知も同様で、日中でも重いシンカーを使っていれば

ボトムの感度を上げることができますが、触覚情報を下げているため、

そこの感度って悪くなっていたと思います。

 

しかし触覚情報の感度を上げることで、

軽めのシンカーでもボトムの底質を感じることができ、

この感覚で日中もやれば、より底質の把握に役立つのではないかな?と思う次第です。

 

まとめ

というわけで、魚は釣ることができなかったんですが

視覚情報をシャットアウトされることで、感覚が研ぎ澄まされるというか、

感覚の取得割合を変えることで、釣りにおける情報取得の精度が変わるのではないか?

と気がついた釣行になりました。

 

文章や映像では、感覚を上げることが大事!といわれても分かりづらいです。

なにせ感覚というのは人それぞれなので、

どの状態が感度が高く、どの状態が感度が低いのか認識しづらいため

分かりにくいんですよね。

 

なので、今回身をもって感覚値のパラメータを振り分けることで

取得情報が圧倒的にあがることがわかったので、

この感覚を忘れず、日中の釣りにも行かせれば、

より良い釣果が得られるのではないかなーと思います。

 

夜釣りは、危険も伴うため、ライフジャケットなどの安全対策は重要ですが、

こういった普段とは違う感覚を認知できるので、

もう少しやりこんでみようかと思います。

 

色々やることで視野が広がるとはいいますが、ここまでとは。

食わず嫌いはよくないですね。

 

それではまた。