としおの釣れない記

紀の川をメインに、琵琶湖やリザーバーでもバス釣りを楽しむ人のブログ。中々釣れないため、ブログにすることで今後の糧にしようというものです。

紀の川オカッパリ大会 参戦記

1ヵ月空くのが最早恒例となっております。

どうも、としおです。

 

GWに琵琶湖、七色に行ったことを書こう!

と思ったんですが、先日の紀の川オカッパリ大会

NBC陸釣りクラブ和歌山 第2戦 DRESS CUP」にて

人生初となる成績を残せたので、鉄は熱いうちに打て!ということで、

忘れないうちにそちらの話を書き残しておこうと思います。

 

下見(プラクティス)

大会前日。曇り。

4/16を最後に紀の川に行けていなかったので、全く状況が分からない。

このままではまずい!と午前中だけでも下見に。

 

いつも行っているエリア(上流)は一旦後回しにして、

あまり見ていない下流に時間をかけることに。

 

道すがら、支流をチェックしたのですが、あまり水がよろしくない。

逆ワンドも人が多くなりそうだなーってことで、ささっと見て

人があまり行かないであろう、これまで見てなかった所へ。

 

そこは本流筋で、水もよく少し沖に目に見えて魚が着きそうな場所がありました。

また水面も活発で、水の波紋が良く立ち、岸際にはベイトの姿も確認。

これは釣れそう。

 

さっそくカバーに対して、キャラメルシャッド5インチをキャスト。

上手いことカバーの際に落ちてきてくれたので、フォールさせてズル引き。

 

状況的にアフター個体が多いのではないか?という予想で、遅めの釣り主体。

スタックから外した時にテールがピリッと動くので、良いアクセントになりそう。

 

すると

コンッ!!

とアタリが。

 

さらに

ココンッ!!

とにアタリが。

 

明日の魚・・・と躊躇しつつも、抑えきれず巻き合わせ。

したものの、すっぽ抜け。

ワームだけ消失してフックだけ帰ってきました。あれれぇ?

 

が、魚からの反応が得られたので下見したかいあり。

その後そのカバーは温存して他の場所も見回ってタイムアップ。

明日はあのアタリがあった場所でタコ粘りしよう!と心に決めて帰宅。

 

大会当日

若干のトラブルがあったため、予定より開始時間が遅くなりましたが無事開催。

どうなることかと思いましたが、開催されてよかった。

 

受付して、タックルチェックして、開会式。

スタート後は目を付けたポイント着いたら、以降はタコ粘りです。

完全に日が昇り切ってて、中々厳しそうですが、色々試します。

 

岸沿いからすぐ水深変化があるので、その上をダッジ流したり、

フリルドシャッドのジグヘッドでミドストしたり、

ネコリグ投げたり、カバースキャットや沈み蟲のノーシンカーボトムジャークしたり。

 

ゆっくりの釣りをメインに色々試しますが、全く無反応。

 

前日当たりの合ったキャラメルシャッドをカバー際に落とすも無。

カバースキャット、沈み蟲を落としてボトムジャークさせるも無。

 

時間だけが無常に過ぎていき、心を蝕んでいきます。

 

あー釣れない。また釣れない。

こんなに釣れないのは場所が悪いのだろうか、自分が悪いのだろうか。

移動するか?まだ粘るか?いやあのルアーも試してみよう。

こんなに釣れないなら大会参加しても意味ないなー。

今日だめで、次回もダメやったら大会参加も見直さないとなー。

 

ホントに色んなことが駆け巡ります。

普段の釣行では得られない心理的経験です。

 

時間も12時半を過ぎ、太陽は真上。

まだ粘るか、ここを見切って会場付近まで戻りつつ釣りするかを考え始めました。

 

もう少しここで釣りしよう。

元々13時半まではこの場所に居ても帰着に間に合う算段だったので粘る選択。

 

もう一度カバースキャットを付けたタックルを握ります。

 

それまでバンク沿いやカバー際に落としていたのですが

ふとカバーをしっかり見ると、太陽が真上に来た事で、

くっきりできたシェードが出来た穴が。

 

その穴は元々認識しており、ラバージグなども通していたのですが、無反応でした。

 

しかし時間の経過でシェードがより濃くなっていて、

またノーシンカーのフォールスピードは試してないので投げてみることに。

 

ビビッて飛距離が足りない、穴からズレるなどミスが。

そして運命の一投。

 

少し飛ばし過ぎてしまい、穴の少し奥かつ上の枝に掛かってしまいます。

優しく外してなんとか目的の場所にルアーが着水。

ちょっと手前かな?と思いつつ、ラインテンションをかけずフリーフォール。

 

すると

コンッ

と弱いアタリ。

食った?と疑いつつクラッチを切ると少しずつラインが出ていきます。

更にもう一度

コンッ

あ、食ったわ。

とさらにもう少しだけ待って、ぐりぐりっと巻き合わせ!

 

そして釣れてきた良型!!

すぐさま準備してウェイインに向かいます。

(この辺いつもなら写真撮るんですが、急がなければいけなかったりで写真なし)

 

魚と水が入ったバッカン重すぎて、自転車に感謝しかない。

あれ歩きやったら手が取れる。

 

14時前に帰着+ウェイイン。

いいサイズ釣れたので期待が高まります。

 

ちなみにタックルは

ロッド:SHIMANO×JACKALL 18ポイズンアドレナ 172H

リール:20メタニウムXG

ライン:DAIWA BASS Xフロロ 16lb

フック:ZAPPU リングドパイルドライバー 5/0

ルアー:DEPS カバースキャット 3.5

    サクラベビーブルーフレーク

 

結果

結果はなんとお立ち台!

入賞することができました!

DRESSさんからの副賞もたくさんいただきました。

DRESSさんありがとうございます!

とはいえ、今回初めての入賞で、マグレと言われれば返す言葉もありません。

これを複数回熟してこそ真の実力証明だと思うので、

一旦今回の事は嚙み締めつつ、次回以降また頑張ります。

 

努力は報われる。

これまで釣れない釣れないと嘆きながらも諦めなかった。

それが今回1つ、実を結んだと思います。

 

2017年9月に従兄弟が釣りを始めたのをきっかけに、中学ぶりに釣り再開。

そこから1年間大江川に通うも釣れず、子バス1匹釣れず。

ようやく2018年8月に40cmを釣りあげたと思ったら、関西に戻り、

そこからさらに1年紀の川に通うも釣れず、ようやく2019年8月に48cmを釣り、

以降少しずつ少しずつ釣れるようになってきました。

 

寒い日も暑い日も釣れなくとも釣りに行き、試行錯誤を重ねてきました。

その中出会った人達と交流を重ね、釣りを教えていただいたりしてきました。

 

知り合った方々がいなければ、大会に出よう!とも思わなかったし、

たくさん歩き回って探しましょう!って言葉を頂かなければ、

あの場所にもたどり着かなかった。

 

今回釣りあげたのは自分ですが、決して自分だけの力ではない。

その事を忘れず、また次いい結果が得られるよう頑張ります。

 

また大会の結果だけではなく、人生の思い出に残る釣り、

人や魚との出会いができるようにしていきたいです。

 

というわけで、

2022年の目標の1つである

紀の川の大会で入賞する。

達成!!!!!!!

 

では、また!