琵琶湖清掃と初バス
前の記事から2ヶ月も経ってしまいました。
だって、初バス釣れなかったんだもの。
としおです。
さて、今回はタイトルにある通り琵琶湖での清掃活動に参加してまいりました。
またその前日、琵琶湖で釣りした際に初バスをようやくゲットすることができたので
そちらをまとめておこうと思います。
淡海を守る釣り人の会の清掃活動
まずは清掃活動のお話から。
今回、淡海を守る釣り人の会の志那~葉山川近辺での清掃活動に参加してきました。
実は去年末に少額ですがこっそり寄付をさせていただいた関係で
早めにご連絡をいただき、今回参加予定を立てる事ができました。
ご連絡いただいたご担当者様、ありがとうございました。
この記事にて使用している画像、写真の一部は
清掃中に撮影され、共有していただいた画像、写真を使用しております。
極力お顔や名前が分かるようなものは避けて掲載しておりますが、
不都合ございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
そんなこんなで、会場へ向かい受付を済ませ、
軍手と火バサミ、ゴミ袋を受け取ります。
今回は葉山川チームと琵琶湖チームの2チームに分かれて清掃。
青が琵琶湖チーム、赤が葉山川チーム。
波が当たる場所は漂流ゴミが多かった印象。
釣りゴミもありますが、ペットボトルや食品関連の袋、
ご時世故なのか不織布マスクも多く見られました。
マスク飛ばされた人、そのあとどうしたんやろ・・・。
諸々の説明を受けた後、出発です。
これは葉山川チームの出発の様子。
この後ろ姿、みんなめっちゃかっこよくないですか?
長靴、ライジャケ、ゴミ袋。どれも必需品で、コスチュームみたいです。
少しわかりづらいですが、ビフォーアフター。
ビフォーアフターがあると、自分たちの軌跡を辿れるので、達成感も一入です。
ここは湖岸道路沿いの土手なんですが、柵を超えるとかなりのゴミが。
湖岸道路は文字通り琵琶湖沿いを走れる道路で、風景もいいし、
ドライブ、ツーリング、散歩にもってこいです。
道路や景色はとてもきれいなのですが、反面ふと横に目をやると、
こういった景色が目に入ります。
道路沿いに落ちていたゴミが風などで流され、ここに溜まるのかなと。
綺麗な景色へ戻せるのも、こういう活動の醍醐味です。
丁度拾っている最中の風景を写真に撮っていただきました。
しかし土手や石積みは滑るので大変危険です。
さらにこの場所は、すぐ下が水路になっていてドボン。です。
そういった意味でも、湖岸や水辺での清掃活動にはライフジャケットは欠かせません。
また近くに仲間がいると、もし万が一の場合でも、対応ができるので
可能であれば誰かと一緒に回るのが良いです。
この時は近くになみやくんが居てくれたので
安心して土手沿いのゴミを拾いきることができました。
清掃開始10分も経たないうちにこの土手だけで、
写真の通りゴミ袋半分くらい拾いました。
拾ったゴミは軽トラなどで分別場へ集められます。
軽トラで回ってくださる方が居るので、拾い手は拾うことだけに集中できます。
役割分担がされていて、とても効率的です。
集めたゴミは、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル、ビン・缶等
一度出して、全て振り分けます。
清掃活動に参加したての頃は、最初から別々で集めればいいのでは?と思ったのですが
分別にムラが出ると処理していただく自治体に迷惑が掛かりますし、
拾う際に気を付けることが増えて余計に時間がかかるので集めて分別。の方が、
結果的に分別の精度も上がるし、効率的なのでこの形を取られているのだと思います。
何度も清掃活動を重ねた上で、効率化されてきたことが伺えます。
最後はみんなで記念撮影。参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
最終的に、これだけのゴミが集まりました。
琵琶湖の一区画、一区域だけでこれだけの量になります。
これが全域に広がったり湖底に沈んでいるゴミを考えると
もはや想像すらできないほどではないかと思われます。
とはいえ、じゃあ全てを拾うのは無理だよね。と諦めたら終わりです。
そうなれば将来的に釣りだけじゃなく、琵琶湖全体のレジャーや、
行くところまで行けば生活すらも危うくなる可能性があります。
今既にあるものを清掃活動などを通じて減らしながら、
今後出るものについては、出したゴミは持ち帰る、風に飛ばされないようにするなど
意識的に、対応していく必要があると考えます。
僕の力では微力ではあるものの、清掃活動によってこれだけのゴミが集められたこと
それだけ出た=捨てた、捨てられてしまった事実があることを伝えながら
自然に放置されてしまうゴミを減らす呼びかけをしていければと思います。
清掃に参加して!とは言わない。
正直清掃は、中々しんどいです。
好きなこと(釣りの時間や、その他生活の時間)を削らなければいけませんし、
うおーまじか…と思うような強烈なゴミと出会うこともあります。
なので、正直安易に清掃いこうよ!とは言いづらいです。
ですが、清掃を通じて感じられること、経験できることは
前述の通り、他のことではなかなか味わえないものです。
また今回のような淡海を守る釣り人の会の清掃であれば
同じ「釣り」という趣味を持った仲間が多く集まります。
そこで新たに出会う人達との繋がりができます。
こういった清掃に参加される方は軒並み人間力が高いといいましょうか、
とにかく素敵な人、良い人が多く、最初は億劫かも知れませんが
そういった方とお話できる機会と考えると、参加すること自体が楽しくなってきます。
僕は初めて清掃に参加した時、釣りも一人清掃参加も一人という
ボッチの極みでしたが、今となっては多くの仲間がいて、とても楽しいです。
釣りの話もできるし、自分たちがお世話になっている場所への恩返しもできる。
なかなか自然への恩返しって難しいですが、清掃であれば比較的しやすいかなと。
そういった意味で、清掃に参加することを安易にはオススメしませんが、
1度体験されてみてはいかがでしょうか。
といざ文字に起こすと、言いたかったことはこれなのか?と
難しさがこみあげてきたので、ここまでにしておきます。
是非一度ご検討ください。
初バスは突然に。
さて、釣りの話をします。
初バスは予告なく突然にやってきます。
その日は清掃活動前日、釣りは夕マヅメのみ。
湖面に移る夕日がきれいです。
南湖東岸しかできないので、地形変化に絞って、2か所ほど回りました。
1か所はまだ太陽も高かく、ミドストやスイムジグを流すも無反応。
すぐ移動して日没までの時間を、もう1か所に賭けることにしました。
こちらも同様に地形変化で、ミオ筋が絡むエリア。
ミオ筋に対して平行、または斜めにキャストして
回遊してきたり、ブレイクに居るバスを狙うイメージです。
同じようにミドストやスイムジグで狙いますが、全く無反応。
より地形変化を釣れるように、琵琶湖といえばカバースキャットやろ!!
ということで、初のカバースキャットの釣りに挑戦。
前日までカバースキャットを使う想定で色々な動画を見まくって、
アクションは冨本プロ推奨の2ジャーク6秒ステイ。
キャストして、ラインメンディング。
その後フリーで沈め、更に数十秒ラインを沈めます。
そこから食ってないかを軽く確認したのちに2ジャーク。
またフリーで落として、6秒待って、糸ふけ取ってアタリを聞いて2ジャーク。
これを繰り返します。
糸を巻くタイミングは、6秒待った後。
ジャークの感覚は、竿を振った頂点(折り返し)でラインテンションがかかるイメージ。
1回目は強く、2回目は弱く。という感じです。
参考にさせていただいたのはこちら。
冨本さんのアクションのルーティーンに
剣崎さんのアクションイメージを重ねた感じですね。
ちなみにセッティングは、リングドパイルドライバー、剣崎さんパワーを借ります。
そんな感じまー釣れんやろなぁ~と呑気にやっていると
アクション後のステイで、
ドン!!!
バカでかいバイトで物凄い勢いで持っていかれます。
ただ焦ってフッキングするとすっぽ抜けるのがこの釣り。
初バスの期待で焦る気持ち、高鳴る鼓動を抑えながらクラッチを切って少し送ります。
5秒ほど送ったところで、ハンドルを回してぐりぐり~~~!!!
マジで重すぎて、巻けねぇ!!となったところで、フッキング!!
重さが乗って、掛ったことが分かります。デカくない?
そこからはバレないように、手前の石積みでラインブレイクしたり
巻かれたりしないように必死。
そして何とかネットイン!
上あごがっぽし。
分厚さもあっていい魚です。
計測の結果は、50.5cmくらい。
慣れないカバースキャットの釣りで、激しいバイトが出て、釣れたのが50up。
早春の琵琶湖最高です。
カバースキャットは一撃でボロボロになりました・・・笑
まぁそんなもんです。
これで高比重ノーシンカーの釣りにすごく自信が持てるようになりました。
ただこの釣り、アクションやラインの存在感を消す所作なども重要ですが、
魚がコンタクトしてくる場所、地形変化だったりウィードだったり、
そういった場所のパワー、選択があってこそ真価を発揮するものだと思います。
もちろん他の釣りでも魚がいない場所で釣りしても釣れないってのは同じなのですが、
魚を寄せてくるパワーが弱い分、余計に場所のパワーに依存する釣りのため、
どこでこれを投げるのか。が非常に重要になると感じました。
特にボトムの変化ですね。
地形把握の重要性を改めて感じました。
紀の川でももっと地形把握頑張らねば。
次は紀の川での初バス、狙っていきます!
では、また。