としおの釣れない記

紀の川をメインに、琵琶湖やリザーバーでもバス釣りを楽しむ人のブログ。中々釣れないため、ブログにすることで今後の糧にしようというものです。

ネコリグの極意を教わろう!

ネコリグ王に俺はなる!!!!

 

という程ではないですが、

ネコリグ、ちょいちょい使うものの釣れない。

そもそも使い方が合っているのか、動かし方はこれでいいのか。等々、

「ネコリグが使える」という状態には、程遠い。

 

その状態から抜け出すため、ネコリグを得意とされる

Lunker Assistさん

twitter.com



こちらのプロガイドの方にネコリグを教わってきました!

 

ガイドプランは、ネコリグ縛り、だけどその分安い!

そんなお得なプランです。

 

Lunker AssistさんのWebページはこちら。

lunkerassist.simdif.com

 

またその日は、YouTubeをやられている

「ふきchannel」さんと一緒に行かせていただきました!

2人なのでさらに安い!

 

ふきさんのYouTubeはこちら!

当日のガイドの様子を、動画でまとめてくださっています。

www.youtube.com

 

というわけで、僕はブログというテキストで当日の様子をお届けしますね。

 

長浜港から琵琶湖北湖へ!

集合場所、出港帰着は長浜港から!集合時間は9時。

駐車場は長浜港の駐車場を利用できるので心配ご無用です。

 

乗せていただく船は、21ftのめちゃくちゃでかいバスボートです!

まさにバスボート!!って感じで、めっちゃかっこいい。

youtu.be

ね、でかいでしょ。3人乗船でも余裕で釣りできます。

 

そんなこんなで、少し早めに着いたので長浜港近辺のゴミを少し拾ってからスタート。 

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割と人が多いスポットな気がしますが、比較的綺麗でした。

やはり港だからか、整備が行き届いている印象。どこもこうありたい。

 

狙う魚について

まず初めにガイドの説明を受けて、なるほどな。と思ったのは、

狙う魚についてです。

 

・ボトムに着いている魚

・ボトムから少し浮いている魚

で、なおかつ

・下(ボトム)を意識している魚

を狙うということでした。

 

ネコリグというリグの特性上、これらの魚を狙うことは、

明確ではあるのですが、特に普段、あれやこれやとルアーを持っていくので、

自分自身が具体的にこういう魚を狙う!

というのを意識で釣りをする思考が薄かったため、非常に勉強になりました。

  

狙う場所について

狙う魚を絞った上で、今度はどういう所を狙うか。

細かい場所とかは言えないですが、大体こんな感じ。

 

・ハードボトム

・沈みものがあるところ(岩や人工物など)

・取水塔周り

・ブレイク付近

 

ボトムに居る、意識している魚を狙うということで、

『ボトムに着く要素がある場所』

ってのが、重要になるので、こういう場所を狙ったのかと思います。

※この辺は実際に聞いてないので想像です。でもたぶんそういう事。

 

今回ガイドを受けた時期は、まだまだウィードがない季節だったので、

ウィード絡みは一切なかったです。

時期が進行すれば、ウィード絡みもあるんでしょうか…?

ボトムに着く要素があった上でのウィードになるのかな。

 

それはさておき、ここで重要なのは、

狙う魚に対して、そういう魚が付きやすい場所を選択されていた。

というところかなーと思います。

 

狙う魚を決めることで、その魚がどんな場所に着くのかが明確になり、

結果エリア選択にも繋がるんだと思います。

裏を返せば、狙う魚がどういう所についているかわからないと意味がない。 

 

適当に釣りしていたこれまでが、本当にバカだったと反省するばかりです。

 

狙う魚と場所は以上。いよいよネコリグの動かし方です。

 

丁寧に。ゆっくり。ちょっとずつ。

アクションとしては、

「細かいシェイクでじっくり、ゆっくり寄せてくる。」

です。 ほんとにこれだけ。

というと乱暴なので、細かく解説します。

 

・ロッドの位置

Lunker Assistさんは、立ててやるよ。とのことでした。

ただ明確な指定はなく、立てなくても問題ではない。とのこと。

当日も午後からは風が強かったため、かなり竿先を下げてやっていました。

それよりも重要なのは、アクション側。

 

・ライン

ラインは、だるだるではなく、張る。

しっかりシェイクしたパワーが伝わるように、って感じだと思います。

あとはアタリを取りやすくするためかなと。

 

・アクション

基本的には最初から最後までシェイク。ひたすらシェイク。

シェイク幅は、大体竿先5~10cmくらいを動かすイメージです。。

この振れ幅で、細かくシェイクすることで、

ちょっとずつちょっとずつ、ルアーを寄せてきます。

後述の巻き取りスピードに次いで、2番目に重要なポイントです。

 

・巻き取りスピード

1番重要なポイントです。

リールによる巻き取りスピードは、めちゃくちゃ遅いです。

シェイクを50~70回くらいして、ようやくハンドル1回転くらいのイメージ。

(2500番のノーマルギアを使用して、これくらいです。)

5~10度くらいの角度でちょっとずつハンドルを動かします。

 

リールの巻き取りを遅くしようとすると、適切なラインの張りにならないし、

逆にラインを意識しすぎると、早すぎる。結果ルアーが動きすぎてしまう。

正直シェイクうんぬんよりも、この巻き取り感を掴むのが1番難しかったです。

 

結果僕の中で行きついた、巻き取り感のイメージは

「シェイクの振動で、ちょっとだけハンドルを動かす。」

です。

 

細かい振動を竿に与えると、やはり体も動いてしまうと思うので、

その動いちゃう、震えちゃうのを、巻き取りに使えばいい感じに巻ける。

ってことで、そこに行きつきました。もはや痙攣レベルです。

 

ハンドルのポジションによっては、難しいタイミングもあるんですが、

結構このイメージでやると、ちょっとずつ動かせるなーと思います。

Lunker Assistさんからも、ちゃんと動かせてますよ。という評価をいただきました!

 

まぁ巻き取りが遅い分には、ラインの張り具合で検知できるので

早すぎるよりは良いです!

 

ほんとにちょっとずつ、ちょっとずつ湖底を這わせながら、

寄せてくるのが大事なんだそうです。

 

・もし引っかかったら

ボトムを攻めるため、岩とか沈みものに引っかかってしまうことがあります。

シェイクで外してくること、強くはじいてもOK、

ただし外れたと思ったら、バイトのチャンスのため一旦ポーズする事。

 

この辺りも、何度か説明していただきました。

テキサスとかで障害物を乗り越えたときに食ってくるのと同じですね。

 

何かを乗り越えたタイミングが、1番のバイトチャンス。

 

丁寧さが最も重要

Lunker Assistさんが、終始おっしゃっていたのは

「丁寧にやること」でした。

 

「丁寧に」って、非常に抽象的な言葉で、

人によって、その捉え方には振れ幅があると思います。

 

僕が実際に教えていただいて感じたのは、

「思っているよりも、1段、2段くらい上の丁寧さ。」でした。

なので、めちゃくちゃ丁寧なんだと考えていただければよいかなーと思います。

ここまで書いているのでわかっていただけるとは思いますが

まじで、くそほど丁寧です。

 

なぜ、この丁寧さが重要なのか。

  

沈みものを狙って釣っている場合を例に挙げると、こんな感じ

 

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岩などの、魚が着きやすい場所をゆっくりじっくり、

この範囲をより長い時間攻めるために

この丁寧さが重要なのだとおっしゃっていました。

 

じゃあそこまでは適当でもいいんか?と言われると

もちろんそんなことはなく、最初から最後まで丁寧にじっくり探ることで

岩などに寄せてくるときにも、食ってくる可能性があるし、

岩を通過したあとも食ってくることがある。

 

それによって、ポイント(釣れるタイミング)を逃さない

少しでも食ってくる確率を上げることができるというわけです。

 

荒いシェイク、早い巻き取りの場合、大事なポイントを早く通り過ぎてしまい、

魚がいたとしても、釣果に繋がらないとのこと。

 

移動距離を抑え、丁寧に探っていくことで、

そこに居る魚に気付かせ、食わせるまで持っていける。ということだと思います。

 

的を絞って丁寧に。

というわけで、1日ネコリグで頑張りましたが、その日はキャッチできず。

残念ではありますが、めちゃくちゃ今後の糧になりました。

アクションは勿論のこと、狙う魚、エリアは非常に勉強なりました。

 

ネコリグは釣れるリグとして有名ですが、適当に投げていればいいわけではない。

大江川で言えば護岸沿いを流す、というのも手ではありますが、

この丁寧さで、探ろうものなら、何日あっても終わりません。

 

そのため、魚がいる場所、特にネコリグで狙うような

ボトムを意識している魚が着くであろう場所を見極めて投入すること。

これが1番最初に重要になる部分であると感じます。

 

今回はガイドのため、エリア、ポイント選択はお任せでしたが、

自分でやる際には、ここが難しくなってきます。

これまでの釣りで得た各所のボトムの情報を基に

ボトム変化がある場所、ハードボトムを重点的に

エリアを絞ることで、より効果的に回っていければと思います。

 

ボトムの性質を知ることの重要性が痛いほど理解できます。

 

そして絞ったエリアで丁寧に探ること。

魚の居そうな場所を見つけても、丁寧さがなければ食わせることができない。

釣る確率を少しでも上げるために、丁寧さを忘れずにやっていければと思います。

これまで雑にやっていた部分が少なからずあるので、気を付けていきたいです。

 

というわけで、ネコリグマスターには程遠いですが、

その片鱗をつかめたのではないかと思うので、

今年はネコリグでの釣果を増やします!!

 

頑張るぞーー!!

それでは、また!