今度こそ、直リグのワームの話をする。その①
前回、釣り本の話を書き始めたら、書きたいことがありすぎた。
軽く紹介するつもりが、書いてるうちに、
めっちゃええんやで!!みんなにも伝われー!!!
って気持ちが強くなりすぎた。
その結果、書く前の構想で実験までして、内容を考えていた
『直リグに合いそうなワームの話を全くしない』に舵を切ったので、
今回はちゃんと、その航路を取りたい。
が、一旦最後まで書いて、7000字に迫る勢いだったため
そんなん誰も読まんやん。ってことで、何回かに分けて投稿することにします。
なので今回はその第一回となります。
ちなみに紹介するのは
その①で紹介するもの
・JACKAL ファイボス 3.8インチ
・JACKAL チャンクロー 4インチ
・EVERGREEN フラップクロー 4インチ
・NORIES エスケープツイン
・ism アングラテール 4インチ
その②で紹介するもの
・EVERGREEN キッカーバグ 4.5インチ
・issei AKチャンク 4インチ
・DEPS ベコンクロー 3.5インチ
・DEPS リバウンドスティック 5インチ
その③で紹介するもの
・DEPS ブルフラット 3.5インチ
・OSP ドライブギルSS 3.6インチ
・GEECRACK ベローズギル 3.5インチ
・GEECRACK スパイロンツイン 4.8インチ
・Bottomup ハリーシュリンプ 4インチ
というラインナップです。
自分の気になるものだけ、でもいいので読んでいただけると嬉しいです。
基本は各ルアーの、僕の備忘録的なところがあるのと、
主観バリバリの主張なので、これは違うんじゃない?という別意見があれば、
参考になるので是非コメントいただけると幸いです。
では早速、本題に入りたいところなのですが、前回の記事の件で、
少し訂正しなければいけない事があったので、導入はそちらから。
動画は説明省きがち。
前回の記事で、言ったんですが
『動画は釣ることをメインにしているため、説明は断片的』
と僕は言いました。
実際この解釈は、大きくは間違っていないと思ってはいるんですね。
↓その前の記事がこちら
ただ、申し訳ない。
『イトウタクミのなぜなぜくん』シリーズ
伊藤巧さんが、記者となり、各人気アングラーの釣りについて回り、
様々なナゼ?を投げかけ、その解答・解説を、
各アングラーと伊藤巧さんがしてくださる、とっても勉強になる動画です。
このシリーズは、『魚を釣る部分』よりも、
『どうやって釣るのかに焦点を当てている』ため
実釣中もそうですし、それとは別に説明のみのシーンがあるため
各状況について、非常に詳細、かつ分かりやすく説明されています。
イトウタクミのなぜなぜくんは、ルアマガプライム見ることができますので、
良かったら見てみてください。
イトウタクミのなぜなぜくん2は、発売されたばかりですので
早く見たい!という方はクーポン利用が良いかと思われます。
このままいくと、永遠に『イトウタクミのなぜなぜくん』の話をしてしまうので
本題に入っていこうと思います。
まずは今回のセッティングについて
今回ももちろん、手洗い場に水を張って遊びました。
フックは【リューギ ザ・スタンダード 3/0】
シンカーは【カンジインターナショナル マルチパーパスシンカー 7g】
を使用しました。
大体3.8インチから4インチくらいのワームを使用したので
フックサイズとしては、こんなものかと。
スパイロンツインだけは、4/0のほうが良かったな。
作り方とかの記事はこちら。
シンカーについても、めちゃくちゃ考察した上で、
話したくなってきましたが、これまた長くなりそうなので、
まれはまた別の機会にしたいと思います。
それでは本題!僕はこのワームで直リグがやりたい。その①
前にストレートワーム以外でネコリグやりたいんじゃ!とやったのがコレ。
これに比べて、今回の直リグで検証したいワームの種類が、
かなり多くなってしまい、冒頭でも書いた通り、
7000字を超える大作になって、読むのも大変なので
いい感じに、パパーっと紹介していければと思います。
1回書いたものを、無理やり分けたため、
記事をまたいだ発言が散見される可能性がありますが、ご了承ください。
試したのは、手持ちのワーム類から、使用済み・新品含めて
直リグに合いそうなものをチョイスしました。
・JACKAL ファイボス 3.8インチ
これはネコリグの時、3インチですがやりましたね。
着底後のイメージは近しいものを感じましたが、
直リグ+シンカーの重さ故、扁平ボディの水平フォールはしていないように思えます。
※水深15cmだから、フォール一瞬過ぎて正直わからん。
ボトムパンピング気味に操作すると、大小アーム、触覚共に動き
ボディ形状も相まって、かなり水押しが強いように思えました。
何もない場所でも、ボトムパンプ気味に操作してやることで、
魚を寄せてきてくれるかも知れません。
また直リグのバイトチャンスである、障害物へのスタック→ハングオフの際に、
この水押しの強さ、アピールの強さは武器になるのではないかと思います。
主なベイトが魚(フナやギル)で、オープンウォーターに投げるなら、
ファイボスを選んで損はないと思います。
・JACKAL チャンクロー 4インチ
これまたネコリグ回でも出たやつですね。
この色、メロンギルチャートっていう色なんですけど、好きすぎる。
今年新色がいくつか出るらしく
ババタクさんの【ババタク護岸クロー】が気になりすぎる子です。
今回の4インチと、前回の2.8インチでは、外側のアーム形状が違い、
より太く、水を受ける面が大きくなっているため、かなりアクションが異なります。
※2.8のほうは、少し太い触覚みたいな感じです。
フォールやボトムパンプには、【カーリーテールアーム(勝手に命名)】と、
ボディの触覚が震え、水をかき混ぜるようなイメージ。
逆に着底後は、アクションにもよるとは思いますが、
太くなった外側のアームが、"もわん"と動きアピールして、
周りの水をグッと押しすようなイメージです。
1番有利に戦える状況なのはフォール時で、
縦ストに対して打っていくならチャンクローだな。という感じです。
さらにアクションや、状況に応じて、動くパーツ、水の乱し方が異なるため、
その日の状況に合わせて、アクションを変えてあげることで、
1つで何役もこなしてくれるようなワームなのかな。という印象。
ただ、ファイボスと比べた場合、水押しの威力に欠ける印象のため、
遠い場所にいる、視界が悪い場所にいる様な、バスに気づいてもらうには
少し威力に欠けるかな。という印象です。
・EVERGREEN フラップクロー 4インチ
ロック様(ドウェイン・ジョンソン)並のムキムキアームをお持ちのフラップクロー。
倒れこみ時のアームのドッスン感、最強と言わざるを得ないです。
・NORIES エスケープツイン
そして、ネコリグ回でもやべぇぞこいつ!というイメージのエスケープツイン。
フラップクロー=ロック様なら、こっちはジェイソン・ステイサムってところ。
この2つは、結構似ている部分があるかなーと思っていて、
アームにしっかりと重みがあり、ひ弱なアクションでは、ビクともしません。
そのためズル引きの場合、アームがしっかりと底についているため
甲殻類がもそもそ這っている感を演出できるのが、この2つの強みかと思います。
エスケープツインは、フラップクローに比べて、アームと触覚、
さらにボディの手?も動きやすいため、厳密には違うんですが、
種類的にはかなり近いかなと思います。
障害物へのスタック→ハングオフの際の、クローのアピールが強いため、
そこでのバイトが多いぞ!というフィールドであれば、
かなりのアドバンテージを得られるのではないかと思います。
メリットがファイボスと同じではありますが、シルエットがかなり異なるので、
ボトムで食べられているであろう餌に合わせて、選ぶのが良いかと思います。
今回、MPシンカーを使用していたため、倒れこみ時の余裕が小さく、
アームの倒れ込みを、しっかりと演出できていなかったのではないかと思うので、
この2つを直リグで使うなら、倒れこみをより演出できる
スティックタイプのシンカーのほうが良さそうな印象です。
・ism アングラテール 4インチ
申し訳のない話なんですが、このワームちょっと前まで知らなかったんですが、
剣崎さんの清掃活動の景品としていただき、保管していたんですね。
この特徴的なテールどうしたら、活かせるだろうなー。とか思ってたんです。
そして、直リグのワームを探しているときに、
魚シルエットのワームなら、1番やばいんじゃないか。と至ったのがこのワームです。
ボディはかなり肉厚で、重みもあり、塩の配分量が多そうです。
対してテールは、かなり軽く、塩入ってないんじゃないですかね。
ただテール形状も相まって水押しは確保されていそうです。
直リグの場合、結構頭下がりとなり、テールがフラフラ落ちていく姿勢になります。
このことから、スティックタイプのシンカーが良さげです。
※鮎とかが苔食う時の姿勢に似てますよたぶん。
テールは2分割にすることで、水押しは犠牲になりますが、不規則性が増し、
艶めかしいアクションをしてくれます。
いずれのテールにしろ、ボディを上下にしっかり動かすアクションをすることで、
テールの良さを引き出し、食わせることができそうです。
その①のまとめ
まずは無難なところから、紹介していきました。
普段何気なく使いがちなワームですけど、深く観察することで、
使う場面や状況を選定できるので、いいですね!
水押し水押し~って言ってますけど、バスの側線って
どれくらいのレベルの水流を察知することができるんでしょうね…。
水質によって、目に頼るか、側線に頼るか、バスの中でも違うようですが、
非常に気になるところです。
それでは、その②に続きます。
是非読んでみてください。